<2008.11.1> 『10番目の子ども』
その気持ちに気づいてからは
ほんの一秒さえもどかしくて
何て事ない事さえ嬉しくて、悲しくて
私の"世界"は 貴方だけに染まった
たとえこの想い届かずとも
たとえ貴方にとって意味のない存在だとしても
それでも貴方との"扉を繋ぐ者"で在りたかった
1000の中の 1でも良いのです
この声が 香りが 温もりが
ほんの僅かでも 貴方の記憶に遺りますように
けれど
もう 扉は錆びきってしまった
二度と 何処にも還れないとしても
せめて 私は貴方だけの"鍵"で在りたい
トーン使えば楽なのに、背景にひたすら点描やかけあみをちまちま施す自分のこだわり所がわかりません
使用画材:HI-TEC(黒)、スクリーントーン 紙:洋白紙 A4