ホワイト処理

 塗りも大体終わって、よし完成!...でもその前に、少し手を加えるだけで絵の完成度が一気に上がります!
ここでは私のホワイト使用例を少しご紹介



*質感・遠近




これが一番よくやるホワイト作業。 物凄く目立たないですが、目を凝らしてよく見るといたる所にその力を発揮しています。
細かく線を描いて、瞳や金属などのハイライトや、羽根やまつげや髪の毛などに動きを出したり。
また、前と後・キャラと背景などの境界に線を入れ、遠近を出したりもしています。



*光・水




ホワイトを水で薄く溶きうっすらと淡く塗ると、光や水、雲など形の捕らえにくい物などを表現できます。
部分的に主線を消したり、薄いと濃いの強弱を付けるとそれっぽくなります。



*模様




もういっそのこと、直接ホワイトで絵を!(笑)
自然物など主線がない方が良いモノや模様、印象的にしたい所などちょっとしたアクセントに。



*色々




筆を水でたっぷり濡らし、ホワイトも水で薄めた後ホワイトの瓶のフチで濡れた筆を弾きます。
するとこんな感じに、手描きじゃ出来ないランダムな雫が飛びます。飛ばす高さ、水分具合によって色々と変化を出せますよ




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