コピックとは、.Tooと言うメーカーから販売されているアルコールマーカーです。
セル画のようにシャープな塗りや水彩のような淡い塗り、そして専用のセットを使えばエアブラシのような効果がだせたりと表現は様々で
プロ・アマ問わず、様々な作家さんに長年愛用されています。
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コピックスケッチ
発色がよく使い勝手の良い柔らかな描き味で、色数も322種類と豊富。
更に、エアブラシセットを使えば好きな色でふんわりした効果を簡単に出す事が出来ます。
ついでに、キャップに色番号が書かれているので、使いたい色がすぐ探せて便利です。
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コピックチャオ
描き味はスケッチと同じですが、価格が安いので初めはこれで感じを掴むのも良いかも。
ですがその分インク量は少なく、エアブラシも使用出来ません。
ただ、丸いばでぃのせいかすぐどっかコロコロ行ってしまって、ストレスが溜まる時が(笑)
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あと私は使ってないので画像はないですが、他には勿論、元祖・コピック。
スケッチやチャオのような水彩ブラシではなく、ちょっと硬めでカラーペンのような印象があります。
あとは、広範囲を塗れるコピックワイドというのもあります。色は少ないですが、一応自作カラーも作れるようですね。
他にはコピックに似たアルコールマーカーとして、コミックマーカー、ネオピコなど。
コミックマーカーは使った事がないのでわからないですが、ネオピコはコピックのような水彩ブラシで
値段も安いのでお試しの方にはおすすめかもです。コピックにないような色もあるので併用してみるのも良いかも
*長所
自由度が高い
上でも少し触れた通り、同じ画材でも使い手によって様々な表現が出来、インクの補充やオリジナルカラーの制作、
エアブラシシステムにより広範囲を塗ったり、ニブ(ブラシ)を交換して細かい描写も可能。
色数が豊富
2007年時点でコピック:214色 スケッチ:322色 チャオ:144色あり見てるだけでも楽しいです。
また、塗れば塗る程下の色にどんどん重ねる事が出来るので、少ない本数でも
調合次第では様々な色彩を作る事が出来ます。
手間がかからない
作業に伴い部屋や手を汚さず、いちいち色々準備も必要無し。塗りたくなった時に
パパッと塗る事が出来ます。持ち運びにも便利。
ただ、あまりに薄い紙だと下へ色移りしてしまう事もあるので注意です!
*短所
値段が高い
画材1色に380円というのはちょっと痛い。10色揃えるだけで3800円って・・・
使いこんで行く内に必然と本数も増えてくるのでお財布が大変かも。
ですが、こう長年愛用しているとこの発色や勝手の素晴らしさを考えると案外気にならなかったりします
広範囲に向かない
一応解決策としてコピックワイドが出ていますが、正直使いやすいのかどうかは謎・・・。
もしも綺麗な広範囲を塗りたい場合は、他の画材を併用してみるのも一つの手。
失敗時の修正が出来ない
これは他のアナログにも言える事ですが、本当に出来ません。
薄い色の場合は0番やホワイト、または上から濃い色で塗って誤摩化すなど出来ますが、、
こういうときはCGのお手軽さを羨ましく思います。