魔女: |
人間族における"魔力を持つ者"の事で『魔の力を掠めし女の末裔』を意味する。 |
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何千年も昔、人間族の娘が人間界に堕ちた神族と恋に落ち、血を結んでしまった事で
人の中にその神の力が流れ込んでしまった。
魔女とはその人間族の娘と、その魔力を継ぐ者の事を指す。
生まれながらに膨大な知識と魔力を持ち、創造の力である"魔術"を使えたという。
人間達はその自分と違う力を持つ彼らを恐れ蔑み、良くて奴隷、最悪の場合は即殺害。
魔女は、ヒトとして認められなかった。
現在では"魔人"として人権を得たが、一部の小さな村・地域などでは
未だに魔力を持つ者を「魔女」として差別する風習が残っている。
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re.vi.ce: |
かつて、魔女と人間の平等を訴えていた者達の活動名。由来は不明。 |
(リヴィス) |
メンバーはシグナ:レイヴァルト、イオ:ヘルツェビナの二人。 |
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太陽のごとく光り輝く剣を持っていた事から、光の勇者とも呼ばれる。
最後の魔女狩りの戦地にて存在を確認されて以来、消息不明となっている。
『勇者』などと言われているが、その当時は最下層の身分である『魔女』の彼らは
人間側からしたらただの反逆者扱いであった。
始まりの女である"魔女"を封印した事が有名だが、多少の逸話が残っているのみで
彼らに関する詳しい史実は何一つ残されていない。
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魔術: |
創造主が生みだした『創造』という技術。 |
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第一階律 第二階律 第三階律 第四階律により成り、
更にその中で第一唱律(初級) 第二唱律(中級) 第三唱律(上級) 第四唱律(禁術)と分類される
”創造”と言われるも、自然とその法則に則った正確な知識、つまり各構成物質と
その構成経過を理解していなければ成し得る事は出来ない。
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魔力: |
創造主から受け継いだ、一部の種族が持ち得る特殊な力。 |
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カタチ在るモノではなく、いわば生命エネルギーのようなもの。
魔術を使用する際に失われ、その都度休息をとれば少しずつ回復する。
だが力を酷使するのは肉体への負担が大きく、血液を大量に奪われたのと
同じような状態であり、一度に力を使いすぎると最悪命を失う。
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詩: |
魔術を使用する際に謳う、呪文のようなもの。 |
(ウタ) |
あくまで創造補助的なものなので、術・素質によっては使用せずとも魔術発動は可能。 |
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同じく、詩と似た役目で『紋』と呼ばれるモノもある。
これは魔術使用時に自然と浮かび上がる、文字や模様の魔力光。
直接皮膚に浮かび上がるものや、術者の周りを取り囲むものなど、術・個々により様々。
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魔法: |
人間族が作り出した、簡単な魔術を応用した技術。 |
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紋のようなものが刻まれている道具で、あらかじめ魔力が込められている。
それを身につけ対応した詠唱をするだけで、魔力を持たない者でも簡単な術を扱える。
媒介は主に剣、杖、手袋、アクセサリーなど。だが結局は人工的に造った
魔術の真似事に過ぎず、威力や使用回数に限りがある上値も張る。
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精霊: |
世界の根源である「精霊力」を集め一定期間カタチを与えたもの。 |
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いわば魔力の固まりのようなものなので触れる事は出来ず、魔力を持たない者には視えない。
魔術により創造することを「召還」と言うが、
同じ精霊でも、特別な方法により創ることを「召霊」と言う。
召還魔術は、己の相性の良い属性の精霊しか創る事は出来ず、
属性とその場の環境により能力値が変化する(水属性なら水辺ではより大きな力を扱えるが
水気のない所では器を維持出来ない・力半減)
かわって『召霊』は、すでに在るモノを使うだけなので自分の魔力や環境に左右されず
創れる属性に制限もない。ただ、その精霊を使いこなせるかは術者次第。
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属性: |
魔力を持つ者達が生まれながらもつ特性 |
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人間界に存在する属性は「地、水、火、風、光、闇」の6つ。
自ら選ぶのではなく、その者の"存在"と相性の良いものが付く。ヒト一人が持ちえる属性は一つのみで
極められる魔術もその属性に順じ、それ以外の属性は第一唱律(初級)までしか扱えない。
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創造主: |
世界が形創られたとき、初めて誕生した"ヒト"。 |
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彼の吐息は風となり、彼の涙で海が生まれ、彼が歩けばそこに緑が芽吹く。
無限に生命を生みだしていく彼は、魔術という独自の技術を編み出し、
多くの命と世界を形創っていった。
創られた命達は、創造主の手を離れ自らの力で命を産み出し、文明を築きあげていったが
やがて、互いに領土を拡大していき、大地をめぐる大きな戦争が起こった。
そしてその矛先は楽園へと向かい、深い怒りと悲しみに沈んだ創造主は、
世界を四つに分断し、お互い干渉出来ないよう世界の狭間を"扉"で塞いだ後
自らも楽園にて永遠の眠りへ入った。
深い眠りに入った後も、その亡骸からは多くの命が生まれ続けている。
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神の遺産: |
その名の通り、創造主の残した楽園世界の遺物とされるもの。 |
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主に「楽園」「光の剣」「知恵の泉」「聖女の翼」の四つがあげられる。
いずれも、各世界の王により重要管理・保管されている。
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光の剣: |
聖女が創った伝説の剣(つるぎ)。神の遺産の一つ。 |
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天候を自在に操れ、創造主は争いを止めない人間界に裁きの大洪水を起こしたと言われる。
剣には意思があり、剣が真に認めた者以外には視る事も触れる事も出来ない。
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守護階級: |
天族と神族間で行われている守護天使制度の階級。 |
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特定の神族にその身を尽くす事で、「守護」とはいっても内容は秘書のようなもの。
神族内の格位と同じく高位の神族の守護天使に就く程名誉とされている。
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