+ Heaven Door・用語 +

~種族~


世界三大種族
 
-神族-エネヴァイド
 
神界エネヴァイドを統治する、世界最高種族。
エネヴァイド"とは「神の名を継ぐ者」を意味し、王都ラグルヘイトを中心に世界を"管理"している。
生まれながらに膨大な魔力・知能を持ち、他のどの種族からも逸脱した優れた力を持つ。
基本的に外見は人間と同じだが、人ならざる姿や障害、特殊な力を持つ者も多い。
又、肉体の成長がとてもゆるやかで寿命も果てしなく長く、何千、何万年と生きる者もおりとても長命。
 
"神界王"とその"二柱八徒"(貴族) を中心とした王立制であり、
高位の者は王都にて王にその身を尽くす事を許される。
 
 
 
-人間族-ウェネティア
 
人間界ウェネティィに多く生息する種族
何の力も持たない種族だが、手先が器用で科学技術に優れる。
 
普通の人間を『人』、魔力を持つ人を『魔人』、人外の姿を持つ者を『魔族』
そして人と魔族のハーフを『魔者』とに分類される。
昔は魔人と魔者をまとめて、性別関係なく「魔女」と称されていた。
 
かつての魔女達が滅んだと共に、強大な魔力と"魔術"の技術は失われたが
簡単な魔術法則を利用した魔科学により、魔法具を媒介とする"魔法"が普及している。
 
 
 
-天族-ユスティーナ
 
魂の欠片から生まれた、背に白き大きな翼を持つ者。主に"天使"と呼ばれる。
魔力もなく特殊な力もない人間と近い存在だが、睡眠以外の生命維持の行いを必要としない。
 
髪、瞳、肌と、全てが真っ白で、ほんのごく稀、何千年に一度
金の髪・金の瞳を持つ天使が生まれる事があるが、どこかしら
障害を持っていたり生後間もなく死んでしまったりと、決まって短命。
 
個々の名称は「生まれた番号(順番):生まれた年」
唯一、他世界への扉を自由に行き来出来る存在でもある。
 
 
 
その他種族(一部)

 
 
 
■狼獣ハウレス

全長2,3メートルほどの巨大な白狼種族。
神界に生息し、寿命は人間の2倍ほど。自己防衛の出来ない幼い頃のみ人の姿に擬態し育つ。
 
常に群れで行動し仲間意識も高いがろくに知能もなく、ただ無節操に狩りまくる蛮族とされる。
死ぬと心の臓が凝固し紅く輝く石となり、とても貴重な魔術媒介になることや、その血液は
高い治癒力を秘めていることから、闇で売買されることが多くかなり数は少ない。
 
 
 
■火鳥ロー:スフェクト

紅き焔の翼を持つ人鳥。
神界に生息する火の鳥で、『再生』の象徴。神族に仕える神聖種族の一つ。
種族の長は神族に特別に格位を与えられ、王直属の使者となる。
 
炎のように鮮やかな紅い髪と、同色の大きな翼が特徴。
派手な容姿の割には、知的で落ち着きのある者が多い。が、その反面眠ければ場所なんて気にせず
どこでも寝てしまう等、どこかマイペース。
 
 
 
■水龍フリーヴィドル

美しき氷麗の人龍。
神界に生息する水龍で、『生命』の象徴。神族に仕える神聖種族の一つ。
種族の長は神族に特別に格位を与えられ、王直属の使者となる。
 
海のように青く美しい髪と二股の龍尾が特徴。
女性のような美しい中性的な姿とは裏腹に、皆そろって気性が荒く好戦的。
肉食でもあり、よくその美しい姿で獲物を騙しては、水中へと引きづり込むといわれる。
 
 
 
■竜仭ロアンディルム

気高き最古の血脈、竜族。
数百メートルと言う巨体に無情なまでの殺傷能力は神界一で、傲慢で荒々しく
本能のまま暴れるハウレスとは違い知能も高い。
寿命は神族に次ぐが、数百年に一度にしか卵を生まないので数はかなり少なく絶滅が危惧されている。
 
 
 
■影牙アプティレス

人間界に生息する、黒き山猫。
黒くしなやかな毛並みの美しき山猫で、左頬の赤い宝珠が特徴。
人に近い姿に擬態出来るが、その大きな耳としっぽは上手く隠せないよう。
 
聴覚に優れ影に紛れ気配を完全に消せるため、昔は暗殺や諜報役として飼われていた事もあり
世界中の色んな情報を把握していると言われる程。
 
 
 
■ ヴァウ族

人間界に生息する希少種族。
生まれつき決まった肉体を持たず、細胞を組み替え自在に姿を変える事が出来る。
 
あくまで外見のみでその成分まではコピー出来ないが、大小・物質関係なく変化可能。
だが生物のような難しい構造は長期維持が出来ないため、直接器を乗っ取るか
定期的に移し替えるかしか方法がない為、あまり人里に下りてくる事はない。
 



 
 
 
Copyright (C) 2006 Nari Hibiki, All rights reserved.
inserted by FC2 system